夏バテと夏冷え、あなたはどちらのタイプ?  真逆の不調を栄養で整える

「体がだるくて、食欲がわかない」
「冷房の部屋にいると、手足が冷えて疲れが取れない」

そんな経験はありませんか?

実は、この二つの不調は体の中で起きているメカニズムがまったく異なります。

原因が違えば、必要な栄養アプローチも変わります。
自分がどちらのタイプかを知ることが、夏の不調を抜け出す近道です。
 

⬛ 夏バテの正体──細胞の「エネルギー工場」が消耗する

結論:夏バテの本質は、熱ストレスによる細胞レベルのエネルギー不足と、抗酸化力の低下です。


暑い環境では、体は体温を一定に保つために休みなく働きます。発汗を促し、皮膚の血流を増やす。
この調節だけで、大量のエネルギーとミネラルが消費されます。

さらに深刻なのが、細胞内のミトコンドリア(エネルギーをつくる工場)への影響です。
熱ストレスが加わると、ミトコンドリアのエネルギー産生効率が低下します。
同時に、細胞を傷つける活性酸素が過剰に発生します。(※1)

「休んでも疲れが取れない」のは、この細胞レベルの疲弊が原因かもしれません。

加えて、暑さで食欲が落ちると栄養の補充が追いつかなくなります。
消化への負担が増し、食事量が減り、さらに栄養が不足する。この悪循環が夏バテを長引かせます。(※2)
 

⬛ 夏冷えの正体──自律神経の「センサー」が疲弊する

結論:夏冷えの本質は、激しい温度差による自律神経の疲弊と、末梢への血流停滞です


屋外の猛暑と、冷房で冷え切った室内。この温度差に何度もさらされると、体温調節が追いつかなくなります。
皮膚にある温度センサー(TRPチャネル)が過剰に刺激され、自律神経に過大な負荷がかかるためです。(※3)

自律神経が疲弊すると、血管の収縮と拡張のコントロールがうまくできなくなります。
内臓に血液を優先するため、手足の末梢血管が収縮したままになります。これが、手足の冷えや肩こりを招くメカニズムです。

さらに、鉄不足が冷えを悪化させることがあります。鉄は血液中で酸素を運ぶ役割を担っています。
鉄が不足すると末梢まで酸素や熱が届きにくくなります。特に女性は月経による鉄の消耗があるため、注意が必要です。(※4)
 

⬛ あなたのタイプをチェックしよう


まずは、今の自分の状態を把握することから始めましょう。
 
夏バテタイプ(消耗型) 夏冷えタイプ(停滞型)
食欲がわかない・そうめんばかり欲しくなる 冷房の部屋に入ると、手足の先がすぐ冷える
外に出るだけでぐったりして気力がわかない 夏なのに汗をかきにくく、むくみやすい
寝ても疲れが取れず、朝から体が重い お腹が冷えて、便秘や下痢をしやすい
強い紫外線を浴びる機会が多い デスクワーク中心で、運動量が少ない

どちらにも当てはまる方もいます。まず自分のメインの症状を把握することが、対策の第一歩です。
 

⬛ 夏バテへの栄養戦略

ポイントは「抗酸化力の底上げ」と「消化にやさしいタンパク質の確保」です。


夏バテ対策で特に意識したいのが、抗酸化成分の補給です。
紫外線や熱ストレスで増加した活性酸素に対抗するために、ビタミンC・ビタミンE・アスタキサンチンを積極的に摂りましょう。
これらは細胞レベルのダメージを抑え、「休んでも取れない疲れ」の根本にアプローチします。エネルギー代謝を支えるミネラルも重要ですが、夏は特に抗酸化の視点を加えることが大切です。
Dr.VITAMIN&MINERALは、抗酸化成分12種を高濃度で配合しています。

食欲が落ちる時期こそ、タンパク質の確保も大切です。不足すると筋肉が分解され、疲れやすい体になっていきます。
胃腸への負担を抑えながら摂りたい方には、温かいスープとして飲めるSOUP PROTEINが取り入れやすい選択肢です。
 

⬛ 夏冷えへの栄養戦略

ポイントは「巡りの材料を整える」と「体内から熱をつくる」です。


まず取り組みたいのが鉄の補給です。食事では赤身肉・小松菜・納豆などに多く含まれます。
吸収率を高めるには、ビタミンCと一緒に摂ることが効果的です。鉄・ビタミンC・ビタミンB群をバランスよく含むSTYLE MAKEは、巡りの材料をまとめて補えます。

冷えによって胃腸の働きが弱まると、栄養の吸収効率も落ちます。
ソイプロテインに含まれるアミノ酸は、筋肉での熱産生を助け、冷えた体を内側から温める働きがあります。
消化にやさしい設計で腸内環境サポート成分も配合したDr.PROTEIN SOYは、冷えが気になる季節の栄養補給に活用できます。
 

⬛ まとめ


✔ 夏バテは「消耗」、夏冷えは「停滞」。原因が違えば、対策も変わる
✔ 紫外線・熱ストレスに対抗する抗酸化成分(ビタミンC・E・アスタキサンチン)を補給する
✔ 食欲が落ちる時期こそ、消化にやさしい形でタンパク質を確保する
✔ 鉄・ビタミン類で巡りの材料を整え、末梢への血流を取り戻す
✔ 腸内環境を整えながら、体の内側から熱をつくる習慣を持つ

自分のタイプを把握した上で、必要な栄養素をピンポイントで補う。それが、夏を通じてコンディションを維持するための近道です。毎日の食事を土台にしながら、サプリメントをうまく活用してみてください。
 

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  • Dr.VITAMIN&MINERAL
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⬛ 参考引用文献

※1 Liu C, et al. Effects of heat stress on mitochondrial function and energy metabolism. Front Physiol. 2021;12:644050. https://doi.org/10.3389/fphys.2021.644050

※2 Moran DS, et al. J Appl Physiol. 2001;90(6):2190-2196. https://doi.org/10.1152/jappl.2001.90.6.2190

※3 Romanovsky AA. Skin temperature receptors and their role in thermoregulation. Auton Neurosci. 2018;212:47-53. https://doi.org/10.1016/j.autneu.2018.03.003

※4 Soliman AT, et al. Chronic anemia and iron deficiency: effects on thermoregulation and autonomic nervous system. Acta Biomed. 2019;90(4):521-528. https://doi.org/10.23750/abm.v90i4.8459

【監修】株式会社Dr.トレーニング ニュートリション事業部